いつでもどこでも、どんな内容であっても、その事柄について一定レベルのことが「書きだせる!」というのはそれだけでかなりのレベルのスキルですね。
もちろん勢いのある時はあるし、何だか自分でも理由はよくわからないけど、どんどん筆が進んでしまう、という時は誰でも経験があると思います。
でも逆に、全く気分が乗らないし、書こうと思っても書けないということもありますよね?
文章を書こうと思って書けている時は、それが上手かろうと下手だろうと、そんなに問題はありません。だって、書けているんですから(^^♪
書けない時、書きたいと思ってもどうしても筆の進まない時……こっちの方がはるかに問題です。では、こんな時どうすれば解決の糸口を見つけることができるのでしょうか?
問題は「書けない」時をどんな風に打破するのか?
書ける状態ならば、修正も改稿も推敲もすることができるし上達もする。目の前に書きあがっていくものが見えていると前進しているということが目に見えてわかり安心も満足感もあります。
書きたくても書けない時はそうはいきません。
不安も、達成感もいつまで経ってもやってくることはなく、焦燥感が背中に迫ってくる感じがして、より書けない状況になったりしますね。
その原因って何なのでしょうか?
1・取材が足りない。
つまり書くための情報が不足しているということです。
もしコピーを書くのであれば、その商品やサービスなどに対しての知識がまだ書ける段階に至っていないと言えるでしょう。そのものに対して調べつくしたとしても、もう一度洗い直し、なんならその周辺、関連するような事柄にも手を伸ばしてみましょう。
物語や小説を書いているのであれば、設定や背景など細かな部分が自分の中で明確になっていない可能性があります。
もし、次の展開が思いつかないような感じなら、設定を練り直してみましょう。
つまり、書くネタがないと書けない、ということですね(^^♪
2・情報がありすぎる。
取材はしっかりしているし、情報もたっぷりとある。でも、何だか書き出せない……
情報はたくさんあるけれど自分の中で消化しきれていない( ´Д`)=3 フゥ という状態です。
書いていると次々にアイディアが出てきてしまうような状態は、いわば車の渋滞と同じ状態。
そんな時は、逆にまとめとうと思わないと一先ず出し切ってしまうことを考えましょう。伝えたいことがありすぎる状態もまた、書きだせない状態になっていたりするのです。
そんな時は頭にため込まず、紙に書き出してみましょう。視覚化することで簡単に整理できる時もありますよ。
3・そもそも書く気分にならない。
書くことは実は大変エネルギーを使います。
創作したり、新しいものを生み出すというタイプの書き物をする場合にはそれを特に感じることでしょう。もし、あなたが疲労をしているのなら、充分な休息をとる必要があります。
なので、頭に一番エネルギーがある時に書いてはどうでしょう?
それはつまり「朝」ですね°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
じっくり睡眠をとって、頭がリフレッシュした直後が一番エネルギーがあり、使うことができますよ! もし、充分に休息をとっているのに書く気持ちにならないのだとしたら、無理やり書き始めてみましょう。書いていくためには書く習慣をつけることが大事なのです。
4・書き出すことはできる。でも途中で行き詰ってしまう!
書いていると急に
「これ面白いんだろうか(;’∀’)?」
「いや、そもそも書く必要あるのか(;´Д`)??」
と不安になったりすることはありませんか? そんな不安が筆を止めてしまう場合がありますね。でも、待ってください、これはそんなに気にする必要はないんです!
書いている本人は何度も自分の書いているものを推敲しているだろうし、練り直しているわけです。ということは自分の書いている内容にわかりきっているし、そもそも飽きている可能性もある。でも、読み手はそうではないのです。
だから「つまらないんじゃないか?」とか「必要とされないんじゃないか?」など考える必要はないのです。まずは完成させてみること、これが大事なんです。
書き続けることが大事
書くことはエネルギーを使うものです。筋トレと同じように考えてもらえばわかると思います。
筋トレは疲れるし、筋肉痛にもなる。でも、やれば長く運動ができるようになるし、回数だって多くこなせるようになる。
文章も同じなのです。書くことにより、長く書けるようになるし、その質もアップしていきます。書けば書いただけ、努力したら努力した分だけ、いい文章ができるのです。
ただ、筋肉のように大きく肥大したり、見た目での変化などが分かりににくいことが難点です。成果が見えないことが心をくじけさせてしまうのです。
書き続けてください。書き続ければ、あなたの努力は必ず実を結びます!
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